- 池上線洗足池駅徒歩10分
- 池上線石川台駅徒歩10分
- 東急バス公社荏原病院前下車
ご案内
医薬分業とは?
「医薬分業」とは、医療先進国の例に習って、病院(診療所)での診療と調剤薬局でのお薬の受け渡しを分離させるシステムを意味します。90年代後半まで、 お薬の受け渡しは病院(診療所)で行われていましたが、近年は、病院の医師による処方ミスや薬の副作用を防止し、複数の薬の飲み合わせの相互作用を監視す るため、薬の専門家である薬剤師が責任を持って、お薬を提供するシステムに変わっています。
ジェネリック医薬品とは?
薬局で皆様が受け取る医療用医薬品には、新薬(新しく開発された薬=先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)とがあります。このうちジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に市場に出回る、新薬と同じ有効成分の医薬品のことを指します。
ジェネリック医薬品は、新薬のような研究開発費用がかからないので、価格が安いと言えます。新薬を処方された場合と比べると、患者さんの薬剤費の負担も軽くなります。新薬が国の認可を受けるためには、長い時間と莫大な開発費用がかかります。これに対してジェネリック医薬品は、すでに同じ有効成分の新薬で安全性や有効性が確認されているので、多くの試験を省略することができます。開発費用がかかっていない分、価格が安くなっているのです。
ジェネリック医薬品の処方を受けるには?
平成20年4月から医師が発行する処方せんの様式が変更され、新たに「後発医薬品(=ジェネリック医薬品)への変更不可」という欄が設けられました。今後は、処方せんに新薬の名前が書かれている場合であっても、この欄に医師の署名や押印がなければ、医師に確認することなく薬剤師がジェネリック医薬品に変更することが可能になります。もちろん変更に際しては患者さんの同意を得ることが必須条件となっていますから、新薬をご希望される場合はその意向を伝えていただければ、新薬をお出しします。
ただし、お薬の種類によってはジェネリック医薬品が製造されていないことがあります。また、当薬局に在庫がない場合がありますので、お時間をいただく場合もあります。
※先発医薬品に効能・効果が追加された場合、許可の関係で用法・用量・効能・効果が一時的に異なる場合があります。 薬価(医薬品の公定価格)が下がっても、皆様のご負担は先発医薬品と変わらない、もしくは上がることもあります。ジェネリック医薬品の購入を希望する際は、薬剤師とよくご相談下さい。
薬歴とは?
調剤薬局にある「薬歴」は、病院に例えると「カルテ」にあたります。この「薬歴」には、患者様一人一人の、過去に処方・調剤されたお薬、今までに副作用が 出たお薬、アレルギーなどの体質等、お薬を使う際に注意すべきことが記録されています。薬剤師は「薬歴」を見ながら、薬の飲み合わせに問題はないか、重複 はないかなどを確認し、お薬をお渡ししています。
お薬手帳とは?
当調剤薬局では、処方されたお薬の名前・用量・処方日など(薬歴)を記録した「お薬手帳」をお渡ししています。「お薬手帳」は、複数の医療施設で受診した 場合に、同じお薬、もしくは同一成分のお薬が重複して処方されるのを防ぐ為、あるいは副作用が出たお薬が再度処方されるのを防ぐ為の手帳です。
なお、「お薬手帳」は全国どこの調剤薬局でもお使いいただけます。
かかりつけ薬局とは?
当調剤薬局が目指している「かかりつけ薬局」とは、お薬のよき相談相手として、皆様の健康状態や症状を十分に踏まえて薬歴管理を行う薬局のことを意味しま す。病院・医院・歯医者さんなどから処方されたお薬、また他の薬局で購入したお薬の飲み合わせのチェック、アレルギーの心配などの相談、助言もいたしま す。
当調剤薬局は、常に「かかりつけ薬局」としてのサービスを心掛けています。